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MSYS、GoogleのCloud Speech APIを採用したコンタクトセンター向け音声テキスト化サービス「MSYS Omnis」

 丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は、Google Cloud Platformのサービスパートナー契約を締結し、Google Cloud PlatformのCloud Speech APIを採用したコンタクトセンター向け音声テキスト化サービス「MSYS Omnis(以下、オムニス)」の提供を開始した。

 オムニスは、Googleが提供する音声認識精度の高いCloud Speech APIを利用し、MSYSが独自にコンタクトセンターでの利用シーンに合わせたカスタマイズを施したアプリケーションとして、従量課金制のクラウドサービスで提供する。

 従来、同等機能を導入する場合には、サーバー構築などの期間を必要とするため、導入には数カ月が必要とされてきたが、オムニスは最短3週間での導入を可能とし、導入コストを低減。コンタクトセンターで利用される各電話交換機メーカーの製品に対応するため、顧客の環境に合わせたシームレスな連携が可能となる。

 MSYSでは、コンタクトセンターシステムと連携した音声テキスト化のニーズを持つ企業を中心に、初年度10セット、3年後に累計100セットの導入を目指す。

 さらに今後は、Google Cloud Platformが提供する Cloud Vision API、Cloud Translation API、感情分析、Cloud Natural Language API、Cloud Machine Learning Engineなどの各種サービスを利用した連携も視野に入れ、コンタクトセンター業務で活用できる画像認識、翻訳、感情分析、自然言語理解、ディープラーニングをオムニスのサービスとして順次拡充することを検討していく。