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NEC、ディープラーニング技術搭載ソフト「RAPID機械学習」の研修を開始

AIを活用した画像解析スキルを1日で習得可能

 日本電気株式会社(以下、NEC)は23日、ディープラーニング(深層学習)技術を搭載したソフトウェア「NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習(画像解析版)」を用いた画像解析スキルを、1日で習得できる研修を開始すると発表した。

 「RAPID機械学習」は、画像・テキストなどの非構造化データに対応した機械学習アプリケーション。“お手本”データを学習させることにより、判断モデル(法則)を自動生成でき、低コスト・高精度な画像分類やマッチングシステムを実現可能という。また画像解析版では、“お手本”データを学習させることで傾向をモデル化し、工場での不良品検出や道路の舗装損傷診断など、高精度な画像認識を実現するとしている。

 今回の研修は、この製品を導入済み、あるいは導入を検討しているユーザーが対象。RAPID機械学習の概要や基本操作の説明に加えて、データ観察・前処理・学習・結果確認・考察といった流れを演習形式で繰り返し、より高精度な画像解析を実現するための、予測モデルのブラッシュアップ作業を体験する。

 NECではこれにより、画像解析作業のポイントの理解、RAPID機械学習を使った画像解析スキルの習得が可能とした。また研修受講後には、より高度な画像解析スキルの習得などを支援するプロフェッショナルサービスも個別に提供する。

 会場はNECの芝浦研修センターで、受講料は4万5000円(税別)。なお1回目は5月31日に、2回目は7月28日に実施する予定。