テクマトリックス、教育委員会向けにファイル無害化システム「Votiro Auto SFT Plus」を販売開始

　テクマトリックス株式会社は9日、教育委員会のネットワーク分離環境に特化した、ファイル受け渡しおよび無害化自動連携ソリューション「Votiro Auto SFT Plus」の販売を開始した。

　Votiro Auto SFT Plusは、株式会社NSDビジネスイノベーションが開発したエンタープライズ向けのセキュアなファイル受け渡しシステム「eTransporter」の技術をベースとして、文部科学省が10月18日に策定したガイドラインに準拠した、教育委員会向けのネットワーク分離環境専用にカスタマイズしたモデル。

　ネットワーク分離に特化したユーザー数無制限版のファイル受け渡し機能「Secure File Transporter」に、ファイル無害化ソフトとして自治体への導入実績がある「VOTIRO SDS-WS」をパッケージ化し、教育委員会向けに必要な機能をすべて標準搭載した。

　直感的なGUIで、ネットワーク制限、利用者制限、拡張子制限、自動ファイル削除、Active Direcoty連携、ローカル認証、監査証跡、上長承認などの機能を搭載。Officeファイルや一太郎ファイル、PDF、画像、圧縮ファイルなど、多数の形式のファイル無害化に対応する。

　Votiro Auto SFT Plus 1Coreモデルの価格は362万4800円（税別、期間限定キャンペーン価格）。テクマトリックスでは、2019年3月末までに50以上の教育委員会や各地方自治体および企業への導入を見込む。