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アライドテレシス、ネットワーク統合管理機能を提供するクラウドサービス「Net.AMF」
2017年4月18日 09:00
アライドテレシス株式会社は17日、ネットワーク統合管理機能を提供するクラウドサービス「Net.AMF」を開始したと発表した。
「Net.AMF」は、アライドテレシスのITサービス「Net.サービス」内の新カテゴリとして設けられ、ネットワーク統合管理機能であるAMF(Allied Telesis Management Framework)/AWS(Autonomous Wave Control)に運用支援サービス「Net.Monitor」を組み合わせて提供する。
サービスの第1弾としては、AMFマスター機能をクラウドから提供する「AMF-Cloudスタンダード」と、AMFマスター機能を搭載したルータをサービス提供する「AMF-Cloudライト」の2つを用意した。
AMFでは、AMFマスターで各AMFメンバーを管理する仕組みを提供している。今回の新サービスのうちAMF-Cloudスタンダードは、AMFマスターの管理機能をクラウドから提供し、アライドテレシスがネットワークを含むITインフラの監視・運用を支援する、大規模ネットワークを運用しているユーザーに向けたサービスである。
機器障害切り分け、システム障害切り分けに対応し、リモート監視サービスを提供。アラートや機器状態をリアルタイムで把握できる専用ポータルサイトも用意される。なお、管理対象機器はマルチベンダー対応で、台数制限はない。あわせて、機器状態を月次レポートで報告するとのこと。
一方のAMF-Cloudライトは、AMFマスター機能を搭載したルータをサービス提供する、小・中規模ネットワークのユーザー向けのサービス。管理対象機器は、アライドテレシスのAMFメンバースイッチ最大20台までで、AMFマスター機能によるAMFメンバーのリモート切り分け(機器故障確認)を行える。
さらにオプションの「リモート監視オプションサービス」では、その他のアライドテレシス製品最大20台まで(合計40台まで)のリモート監視およびリモート切り分け(機器故障確認)と、アラートや機器状態をリアルタイムで把握できる専用ポータルサイトを提供。機器状態の月次レポートも選択できる。
なお今後は、自律的に無線LANを管理するAWC、AMFメンバーを管理するソフトウェア(AT-Vista Manager)の機能などもサービスとして提供する予定とのことだ。