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アライドテレシス、レイヤ2Plusインテリジェントスイッチ「AT-SH230-GTシリーズ」

 アライドテレシス株式会社は3日、インテリジェントスイッチ「CentreCOM SecureHUB AT-SH230-GTシリーズ」を7月10日より出荷開始すると発表した。レイヤ2スイッチながらも、本来はレイヤ3スイッチ機能であるパケットフィルタを搭載しており、“レイヤ2Plus”スイッチに位置付けられる。

 AT-SH230-GTシリーズは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートとアップリンク用のSFPスロットを搭載したインテリジェントスイッチ。OSには、モジュラー構造のAlliedWare Plusを採用し、高い堅牢性を実現しながらも、業界標準コマンドへの準拠により他社製品からのスムーズな移行を可能にするとした。

 また、レイヤ2スイッチの機能に加えてハードウェアパケットフィルタをサポート。接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、設定した動作を自動実行するループガードにも対応した。

 認証機能は、同一ポート上でIEEE 802.1x認証/Web認証/MACアドレスベース認証の混在を可能とするTri-Auth機能や、同一ポート上でユーザーごとに別々の認証方式で認証し、かつ異なるVLANを動的に付与するマルチプルダイナミックVLAN機能など、さまざまな方式に対応している。

 さらに、アライドテレシス独自の管理機能である「Allied Telesis Management Framework(AMF)」をサポートし、統合管理に対応した。AT-SH230-GTシリーズは、管理される側のメンバー装置となる。

 なお、別売のライセンスを適用すれば、SDNコントローラ「AT-SESC」にも対応でき、SDN/アプリケーション連携ソリューション「SES(Secure Enterprise SDN)」のエッジスイッチとして動作するとのこと。

 ラインアップには、ポート数が異なる3製品が用意される。価格(税別)は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×8ポート、SFP×2スロットの「AT-SH230-10GT」が7万3000円、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×16ポート、SFP×2スロットの「AT-SH230-18GT」が10万5000円、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポート、SFP×4スロットの「AT-SH230-28GT」が15万円。

AT-SH230-18GT