週刊データセンターWatch:

ゲットワークス、液冷GPUサーバー構築済みのコンテナ型データセンター運用

 株式会社ゲットワークスは、液冷(水冷)式GPUサーバー構築済みのコンテナ型データセンターを新潟県・湯沢町にて運用開始した。同町の株式会社GXテクノロジーとの共同運営。

コンテナ型データセンターのイメージ図

 AIサービスなどに用いられるGPUサーバーは高発熱なため、従来の空冷方式よりも効率的な冷却方式が求められていた。中でも液冷方式は有力とされ、導入に向けた動きが広がっている。

 ゲットワークスでは2014年にコンテナ型データセンターの開発に成功。以来、200棟以上のコンテナ型データセンターを運用してきたという。水冷方式の採用にあたっては、施設内の配管以外に水資源の確保が重要なため、立地含めてさまざまな検討を進めてきた。

 今回運用を開始したコンテナ型データセンターは、20フィート(約6m)コンテナ1台に対して液冷GPU(H100/H200)サーバーを24台、GPU192基分を高密度に収容させた。