週刊データセンターWatch:

HOTnetの札幌データセンター内に閉域網構築サービス「OCX」の接続拠点設置へ

 BBIX株式会社と北海道総合通信網株式会社(HOTnet)は、ネットワーク構築サービス「Open Connectivity eXchange(OCX)」の展開に関して、協業契約を締結したと発表した。HOTnetが札幌市内で運営するデータセンター内にOCXの接続拠点が設けられる。

協業のイメージ

 OCXは、BBIXとその子会社であるBBSakura Networks株式会社が共同で提供するサービス。各種クラウドやデータセンターに対して、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続をオンデマンドで構築できる。

 今回、OCXの接続拠点が新設されるのは「S.T.E.P 札幌データセンター」(札幌市)。2024年5月1日から、同センターでOCX関連サービスの提供を開始する。

 今後、S.T.E.P 札幌データセンターを利用者は、OCXのプラットフォームを通じて、その他のOCX対応データセンターおよびクラウドサービスとの間で閉域接続を構築できるようになる。