週刊データセンターWatch:

MCデジタル・リアルティ、大阪圏で新データンター「K!X13」を開設

 MCデジタル・リアルティ株式会社は「大阪KIXキャンパス」における4棟目のデータセンター「KIX13」の開設を発表した。延べ床面積は2万3432平方メートル、サーバー用電源容量は21MW。

「KIX13」の外観イメージ

 大阪KIXキャンパスは大阪府茨木市・箕面市にかけてのエリアに立地。大阪の中心部からは約20kmの距離にあり、公共交通機関を使って約1時間ほどでアクセスできるほか、地盤の強固さなど耐災害の面でも有利な特性を備えるという。

 関西圏ではデータセンター需要が引き続き見込まれており、キャンパスでKIX13を新たに着工した。なおKIX13の開設により、キャンパス全体の電源容量規模は70MWを超えた。

 KIX13はキャリアニュートラルを標榜した施設で、クラウド事業者・コンテンツ事業者のさまざまなニーズに応えるべく設計されているのが特徴。またディザスターリカバリー、相互接続などの用途を通じて、顧客のビジネス拡大を支援するとしている。