週刊データセンターWatch:

エクイニクス、シンガポールで5つ目のデータセンター「SG5」開設

 エクイニクス(Equinix)は、シンガポールにおける5番目のデータセンター「SG5」の開設を発表した。第1段階では3970平方メートル以上のコロケーションスペースを確保しており、1300ラックの収容を計画している。

 SG5は、タンジョンクリン(Tanjong Kling)データセンターパーク内の9階建て新築ビルにて稼働する。エクイニクスの既存データセンター4棟ともダークファイバーで直結しており、200社以上のプロバイダーか提供する各種ネットワークサービスを利用できる。

 ラック収容規模は当初の1300ラックからスタートし、最終的には5000ラック、コロケーションスペース1万2000平方メートルにまで拡張する計画だ。なお、エクイニクスでは、SG5の開設に対して1億4400万ドル(約150億円)を投資する。

 また、エクイニクスでは持続可能性の観点から、再生可能エネルギーの利用にも積極的に取り組むことをを表明。2030年までにグローバル事業全体でのクライメイトニュートラル(気候中立)達成を目指す。