週刊データセンターWatch:

アット東京とブロードバンドタワー、両社データセンター間の連携サービスを開始

 株式会社アット東京と株式会社ブロードバンドタワーは、両社のデータセンター間接続による連携サービスの提供を11月5日より開始した。

 両社は2019年7月、データセンター事業における戦略的パートナーシップの方針を表明。今回の連携サービス開始により、アット東京の利用客がブロードバンドタワーの接続サービスを、またブロードバンドタワーの利用略がアット東京の接続プラットフォーム「ATBeX」を利用できるようになる。

アット東京、ブロードバンドタワーのデータセンター間接続による連携イメージ

 具体的な例としては、ブロードバンドタワーのIPトランジットサービスがアット東京で利用可能となった。異なるAS(自律システム)でのマルチホーミング(複数経路利用)のインターネット環境を構築できるという。

 このほか、ブロードバンドタワーの利用客がアット東京のATBeXを経由して、AWSやAzureなど各種クラウドへの閉域接続を構築できる。両社データデンター間のラック間L2専用線サービスも提供される。