週刊データセンターWatch:

AGS、さいたま市内のデータセンターを増床、2021年1月より運用開始

 AGS株式会社は、さいたま市内で稼働中のデータセンター「さいたまiDC」を増床し、該当フロアの運用を2021年1月(予定)より開始すると発表した。

 さいたまiDCは、都心から30km圏内のさいたま市内に立地。大規模地震の影響を受けにくい地盤を選定するなど、高い安全性を特徴としている。現在は地域の自治体、大手金融機関などが利用しているという。

 AGSでは、今後もクラウドサービスなどの需要拡大を見込んでおり、フロアの増床を決めたとしている。

 AGSは、あさひ銀総合システム株式会社、あさひ銀情報システム株式会社の合併によって1995年に誕生した企業。現在はりそなグループから離れている。さいたまiDCは2003年に設立、2012年に同・新センターがオープンしている。