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東京大学とLancers、クラウドソーシングの産学共同研究を開始

2012 年 9 月 11 日

東京大学と「Lancers(ランサーズ)」
クラウドソーシングの産学共同研究を開始

~1万人が年収500万円をクラウドソーシングで獲得できる世界を目指す~

日本最大級(※1)のクラウドソーシングサービス「Lancers」( http://www.lancers.jp )を運営するランサーズ株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役社長:秋好 陽介)は、2012年9月11日より、国立大学法人東京大学(本部 東京都文京区/総長 濱田純一)とクラウドソーシング技術に関する産学共同研究を開始したことをお知らせ致します。

■概要

本共同研究では、東京大学大学院情報理工学系研究科 鹿島久嗣准教授との協力のもと、ランサーズ株式会社が運営する「Lancers」で得られるクラウドソーシング上での大量のデータに対して機械学習・データマイニング技術を用いた分析及び解析を行うことで最適な作業者と仕事をマッチングする、不適切なタスクを排除するなど、より効率的・効果的なクラウドソーシングの仕組み作りに関する研究を行ってまいります。

本取り組みによる研究の成果として、新規クラウドソーシングサービスの創出や、短時間の業務で大きな業務成果・業務効率を得られる新しい働き方やシステムの推進を目指します。
なお、研究成果については「Lancers」の機能としてフィードバックされるほか、技術報告や利用可能なデータといった形でオープンにしていく予定です。

■研究者プロフィール

鹿島久嗣准教授

東京大学大学院情報理工学系研究科准教授。京都大学工学部卒業、京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士課程修了。博士(情報学)。1999年よりIBM東京基礎研究所勤務。2009年より現職。機械学習およびデータマイニング技術を中心に多くの研究業績を挙げ、人工知能学会論文賞、情報処理学会長尾真記念特別賞、マイクロソフトリサーチ日本情報学研究賞をはじめとする数々の賞を受賞している。

※1:ランサーズ株式会社調べ
記載されている会社名、製品名、サイト名は各社の登録商標または商標です。

関連情報
2012/9/11 18:15