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ISA、最大128ch、冗長構成・ホットスワップ対応 「ブレード型入出力(DIO)監視制御装置」発売

 株式会社アイエスエイ(略称:ISA、東京都新宿区新宿、代表取締役 三反﨑 好弘)は、遠隔地あるいは無人環境で多点のセンサーや装置状態を自動的かつ自立して監視制御するネットワーク対応「入出力(DIO)監視制御装置」DN-3100A(ランチボックス型)とDN-3310BS(ブレードシステム型)を本年9月1日から発売することをお知らせします。
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 N-3100A「16ch入出力(DIO)監視制御装置(ランチボックス型)」は、監視システム、制御システム、制御盤への組込利用を想定した小型で高速処理できる機種です。16chを入力端子と出力端子の分配構成(たとえば入力12ch、出力4ch)を購入時に指定でき、利用環境に合わせて単体、複数台で構成できます。

 DN-3310BS「ブレード型入出力(DIO)監視制御装置」は、LANポートを2口有する制御ブレードと複数台のDIOブレードで顧客が自由に入出力(DIO)端子数を構成できるシステムです。1台のDIOブレードは、DN-3100A同様、入力と出力の端子構成を購入時に指定できます。DN-3310BSは、M2M(マシン・ツー・マシン)やビッグデータ解析でミッションクリティカルなシステムでの利用を想定し、環境情報や装置情報の高速(ミリ秒レベル)監視制御、本体電源と通信機能の冗長化機能、ブレードの交換や増設時のホットスワップ機能を持たせた機種です。

 「入出力(DIO)監視制御装置」DN-3100A(ランチボックス型)とDN-3310BS(ブレードシステム型)共通の特長は次になります。

1) センサー/接点情報を高速監視制御
入出力監視と通信制御とを個別に処理するデュアルプロセッサ方式。入力変化を元に自立して出力を制御できる。入出力は絶縁型で、信号は正論理負論理、パルス信号に対応。信号の状態は前面のLEDで確認可能。パルスカウント機能を利用すると、各種工業計測器と連携が可能になります。

2) IT機器の死活監視、異常監視
システムを構成するIT機器、サーバやストレージ、ネットワーク機器等の死活(ping)監視と異常通知(SNMPトラップ)監視(SNMP v1/v2c/v3)も高速で行えます。
監視対象のネットワークアドレスはIPv4/IPv6フルスタック対応です。

3) 接点出力、音声ファイル再生による通知機能
入力の変化や監視異常を検知し、指定された本機接点やネットワーク越しの同機接点をON/OFFすることができます。MPG3形式の音声ファイルを再生し、メッセージを直ちに伝えることもできます。

4) GbE(ギガビット・イーサネット)、Wi-Fi、IPv6対応で遠隔通知
ネットワークの高速化、多様化に対応し、GbE、無線LAN(モジュールは別売)、IPv6をサポート。遠隔地にある装置や管理者にメッセージの通知やコマンド発行、SNMPトラップ(SNMP v1/v2c/v3)を利用して伝達できます。

5) TCPソケット通信でPLC(プログラマブル・ロジックコントローラ)との連携可能
PLCを使った既存のFAシステムやBMS(ビル管理システム)、センサー活用システムなどを束ね、情報系システムでの統合監視制御が簡単に行えます。

6) SNMPコマンドやrshコマンドによる連携機能
接点情報や死活監視情報はSNMPやrshコマンドを使い、上位の監視システムや情報管理システムに吸い上げ、簡単に一元管理することができます。

 

【価格情報】
DN-3100A「16ch入出力(DIO)監視制御装置(ランチボックス型)
 99,800円(税別)から

DN-3310BS「ブレード型入出力(DIO)監視制御装置」
 380,000円(税別)から

関連情報
2012/7/25 16:30