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ブロケード、日立の最新ブレードサーバ製品にBrocade VCSファブリック・テクノロジ搭載スイッチを提供

2012年4月12日
《報道資料》

ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社

ブロケード、業界で初めて日立の最新ブレードサーバ製品にBrocade
VCSファブリック・テクノロジ搭載スイッチを提供

~クラウド/仮想化に最適化されたイーサネット・ファブリックの構築を強力に推進~


ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青葉 雅和、資本金:2億円)は本日、株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長:中西 宏明、資本金:4,091億3,100万円)が本日発表した同社の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」のブレードサーバの新製品「BS500」向けに、ブロケードのBrocade VCS(Virtual Cluster Switching)ファブリック・テクノロジ対応10Gbpsイーサネット・エンベデッド・スイッチが採用されたことを発表しました。これにより、クラウド/仮想化環境に最適化された新しいネットワーク・アーキテクチャである「イーサネット・ファブリック」を、ブレードサーバ環境でよりシンプル、かつ容易に実現することができるようになります。

「BS500」は、今日の企業の仮想化およびクラウド・データセンター環境において、増加し続ける膨大なデータを扱うのに必要な処理能力、広帯域幅、および柔軟でシンプルなネットワーク構築・運用に対するニーズに対応すべく新たに開発されました。一方、今回「BS500」に搭載されるBrocade VCSファブリック・テクノロジ対応10Gbpsスイッチモジュールは、運用の複雑性軽減、リソースの効率利用、サーバ仮想化との連携といった、クラウド/仮想化環境で求められるネットワークへの新たな要求に対応する新しいアーキテクチャである「イーサネット・ファブリック」の構築を支援します。これにより「BS500」の顧客は、ブレードサーバの高度な仮想化対応能力と、Brocade VCSファブリック技術対応スイッチモジュールを組み合わせることで、システム全体をクラウド/仮想化に最適化することができるようになります。

*株式会社日立製作所 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部
事業統括本部 事業主管 山本 景宏 氏談

「今回発表した統合サービスプラットフォーム『BladeSymphony』の新ブレードサーバ『BS500』は、従来モデルの機能・信頼性を引継ぎながら、仮想化やクラウド基盤、ビッグデータを扱うシステム基盤に求められる性能、拡張性、運用性を備えた製品です。Brocade VCSファブリック・テクノロジ対応スイッチモジュールを組み合わせることにより、I/O統合や高度なネットワーク仮想化が可能になり、シンプルかつ拡張性に優れたネットワークを実現することができます。日立は、クラウド・アーキテクチャへと進化を遂げる顧客ニーズに対応し、データセンター・ネットワーキングのリーディング・カンパニーであるブロケードと共に、さらなる付加価値をお客様に提供していく所存です」

●「BS500」向けBrocade VCSファブリック・テクノロジ対応10Gbpsスイッチモジュールについて

DCB対応の10Gbpsポートを最大24個収容可能な「BS500」向けの内蔵スイッチモジュールです。スパニングツリー・プロトコル(STP)を排除することで、設定・管理の圧倒的な簡素化と、ポート利用効率の最大化を実現します。また、FCoEに対応することで既存環境を生かしながら、SANとLANを統合。さらに仮想化との高度な連携機能により、仮想サーバ環境の自動運用を支援します。

●イーサネット・ファブリックとBrocade VCSファブリック・テクノロジについ

ブロケードは、進化する仮想化/クラウド環境のための新たなネットワーク・アーキテクチャである「イーサネット・ファブリック」を強力に推進しています。イーサネット・ファブリックは、以下の6つの特長を備えています。

・論理的にフラットなレイヤ2ネットワーク:自己アグリゲーション、任意のトポロジサポート、大規模な仮想化に最適化

・高スループット&高性能:STPの排除、マルチパス、トラフィックの自動最短経路選択、帯域幅の自動スケーリング

・高可用性&高スケーラビリティ:ファブリックの自律的回復、障害の分離

・自動かつシンプルな管理:スイッチの自動相互認識、設定レスでのスイッチの追加・削除、複数スイッチを単一のシャーシとして管理

・サーバ仮想化との連携:仮想マシンの移動に追従したポート設定、デバイスの自動検知とポート・プロファイルの自動作成・自動構成

・LAN&SAN統合:従来のイーサネット、および新しいプロトコル「DCB」に対応

イーサネット・ファブリックを実現するBrocade VCSファブリック・テクノロジは、ファイバーチャネル・ファブリックの革新と開発における圧倒的なリーダーであるブロケードが、実績に裏付けされたファブリック技術をイーサネット向けに新たに拡張・開発したものです。2011年1月よりBrocade VCSファブリック・テクノロジ対応のデータセンター・スイッチ「Brocade VDX 6720」の販売を開始。以来、世界中の多くの企業がイーサネット・ファブリックを構築しています。イーサネット・ファブリックおよびBrocade VCSファブリック技術の詳細情報は、下記をご参照下さい。

・イーサネット・ファブブリック
http://www.brocadejapan.com/solutions-technology/technology/ethernet-fabric/overview

・Brocade VCSファブリック・テクノロジ
http://www.brocadejapan.com/solutions-technology/technology/vcs-technology/overview

・Brocade VDX 6700 シリーズ データセンター・スイッチ
http://www.brocadejapan.com/special/cloud-clarity/index.html

●Brocadeについて:

ブロケード(Nasdaq:BRCD)のネットワーク・ソリューションは、アプリケーションと情報が各所に遍在する仮想化世界へのスムースな移行を支援します。詳細については、当社ウェブサイト( www.brocadejapan.com )をご覧になるか、
japan-info@brocade.com までお問い合わせ下さい。

注記:Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、MLX、SAN Health、VCS、およびVDXは登録商標であり、AnyIO、Brocade One、CloudPlex、Effortless Networking、ICX、NET Health、OpenScript、およびThe Effortless Networksは、米国またはその他の国におけるBrocade Communications Systems Inc.の商標です。その他のブランド、製品名、サービス名は各所有者の製品またはサービスを示す商標またはサービスマークである場合があります。
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以上

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2012/4/12 18:15