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フジミック、フジテレビの番組配信システムを支えるストレージとして、EMCアイシロンを採用

2011年8月11日
EMCジャパン株式会社

フジミック、フジテレビの番組配信システムを支える
ビッグデータ・ストレージとして、EMCアイシロンを採用

デジタル放送時代の到来を受け、ファイルベースの映像配信システム『FileX』を
アイシロン スケールアウトNASにより強化

2011年8月11日、東京発:EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、URL:http://japan.emc.com/)は、本日、フジサンケイグループの株式会社フジミック(以下、フジミック)が構築したファイルベースの番販配信システム『FileX(ファイレックス)』向けにスケールアウト型のNASである「EMC Isilon IQ6000x」が採用されたことを発表しました。

フジミックは、在京キー局のフジテレビを中核とするフジサンケイグループの中核企業として、放送業界のシステムおよびネットワーク関連のインテグレーション、Webサイトや放送系デジタルコンテンツの制作を柱に、さまざまな情報サービスの提供を行っています。今回の本格的なデジタル放送時代の到来を受け、在京キー局のフジテレビから系列の地方局にテレビ番組の素材データを配信するシステムを一新し、従来のVTRテープからIPネットワークを介してファイルベースで映像配信する次世代の番組販売配信システム『FileX』を開発しました。

特に大容量の映像データを保管する『FileX』向けのビッグデータ・ストレージには、多数の地方局とスムーズにやり取りできる優れたデータ転送性能、安心して使い続けられる信頼性、そしてディスク容量の拡張が容易な拡張性が必須要件として求められ、それを実現するストレージ・ソリューションとしてEMCアイシロン スケールアウトNASが採用されました。

『FileX』のシステム構築を手がけたフジミック システムサービスセンターネットワーク技術部 担当部長の田原 重信氏は、次のように話します。「『FileX』向けのストレージとしてアイシロンを採用した大きな理由は、映像データを保管するストレージ製品として世界中で多くの実績と高い信頼性を得ている点を評価したことです。国内外での実績と成熟した製品という点に加えて、十分なデータ転送性能、安心して使い続けられる信頼性、そして優れた拡張性といった要件を満たしたストレージはほかにはありませんでした」。

今回、『FileX』向けに導入されたアイシロン スケールアウトNASは、5ノードからなる「Isilon IQ 6000x」(ノードあたり6TB)のストレージクラスタ構成です。

フジミックでは、今後、地方局が制作した番販素材を他の地方局が購入できるように、受局から発局への逆ルート配信もサポートしていく予定です。また、ファイル蓄積型アーカイブとの連携によって、すべての工程でVTRテープを排除した完全ファイルベースのワークフローもアイシロンによって構成する予定です。

本事例の詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。
http://www.isilon.co.jp/wp-content/uploads/2011/08/CS_fujimic081111.pdf

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2011/8/11 18:00