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日商エレ、IIJのサービスを強化するソフトウエアをJuniper OS上に開発


日商エレ、IIJのサービスを強化するソフトウエアをJuniper OS上に開発
~5月よりIIJと共同で販売開始~

 日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瓦谷 晋一、以下、日商エレ)は、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、以下、IIJ)が提供するネットワークマネージメントフレームワーク「SMFv2」の顧客側設置用ネットワーク機器のソフトウエアを開発したことを発表します。ジュニパーネットワークス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:細井 洋一、以下、ジュニパーネットワークス)の機器にIIJのサービスが利用できるソフトウエア「Libarms(リブアームス)」を実装し、一部機能を新規開発しました。日商エレはIIJを通じてLibarmsを搭載したサービスゲートウエイ「SRX210」、「SRX240」の販売を本年5月初旬から開始します。

 日商エレは、ジュニパーネットワークスのネットワークOS「Junos」上で提供されるソフトウエア開発キット「Junos SDK」を用いてSRX上にIIJのLibarmsを実装し、新たに運用管理機能を開発しました。これにより、IIJのサービスを受けるお客さまは、国内セキュリティ市場のシェア第一位を誇るジュニパーネットワークス製品を利用しながら、ネットワークへの自動接続や、設定変更、運用の一元管理を行うことが可能となります。

 日商エレは、ジュニパーネットワークスの設立以来同社製品を国内に販売してきました。また、Junos SDK評価用、商用両方のライセンスを有する国内唯一のSDKパートナーです。この度の開発は、これまで培ってきた日商エレのノウハウによるものであり、今後のネットワークビジネスモデルの指針を示すものとなります。今後、サービス事業者やインテグレーターはすでに保有しているソフトウエア資産とハイパフォーマンスなジュニパーネットワークス製品の機能をJUNOS SDKを利用して組み合わせることで、従来実現できていなかった新たなソリューション、サービスの提供が可能となります。なお、Junos SDK上で開発されるアプリケーションの特長については以下のとおりです。

  Junos SDK上で開発されるアプリケーションの特長
 (1)ソフトウエアパッケージやASP上で稼働させていた既存のネットワーク機能をJunos上に実装することで、ネットワークパフォーマンスを大幅に改善

 (2)特定の加入者ニーズや地域の各種規制に対応するため、独自暗号化・トンネリングアプリケーションの開発・提供により、他社にないライツビジネスを絡めた付加価値の高いソリューション基盤を提供

 (3)納入先のニーズに応じた運用コマンドの追加、オペレーションの自動化、Junosからの障害検知・復旧作業など、Junosに基本搭載されたライブラリ、スクリプト、APIを活用することで、ランニングコストを大幅に低減

 日商エレは、サーバーやストレージに比べ、仮想化や運用の自動化分野で遅れているといわれているネットワークに対して「ネットワーク技術の革新こそ次世代型インフラの核」であると考え、ネットワーク革新技術の調査・推進はもとより、新たなネットワークビジネスモデルの創出・発展を目指し、パートナーとのコラボレーションを推進します。

※価格については、別途お問い合わせください。

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2011/5/9 18:00