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フォーステン・ネットワークス、データセンタ向けに40ギガビット・イーサネット対応を強化

プレスリリース
2010年7月7日

帯域増強に直面するデータセンタに100GbEより経済性に優れる
40GbEを提供

フォーステン・ネットワークス株式会社（本社：東京都中央区、代表執行役社長：権田裕一、以下フォーステン）は、スイッチ/ルータの各ソリューションにおいて40ギガビット・イーサネット（40GbE）への対応を進める計画を発表しました。この計画はデータセンタやサービスプロバイダが、経済的に10GbEからの広帯域化を展開できるようにするものです。6月に承認されたIEEEP802.3ba規格が今後重要になると考え、サーバエッジのアップリンクからネットワークコアに至る様々なソリューションを開発し、リーダーシップを発揮していきたいと考えています。

データの増加に伴い、データセンタは10GbEネットワークからの拡張が急務になっています。6月にIEEE P802.3ba規格が承認されましたが、100GbEは技術の費用対効果が低いのが現状です。将来的には100GbEのコストが低下すると考えられますが、当面はサーバエッジにおける帯域の増強と、データセンタコアにおける相互接続の両面で、40GbEの方が高い費用対効果で実現できると考えています。そのため今すぐにネットワークをスリム化し、コストを下げられるソリューションの現実的な選択肢として40GbEを求めるデータセンタが増えています。40GbEの導入により、例えばこれまで4ポートの10GbEというアップリンクの構成を2ポートの40GbEに変えれば、ポート数を半分に削減しつつ帯域の倍増を実現することができます。

フォーステンではすでに、エンドツーエンドおよびエッジツーコアの40GbEスイッチ/ルータソリューションを提供する準備を進めています。まずは、ファイバチャネルとイーサネットファブリックを融合する10GbEのトップオブラック構成のアクセススイッチを40GbEに対応する計画です。また、フォーステンのEシリーズのコアスイッチ/ルータはすでに40/100GbEに対応しており、信頼性の高いシャーシベースのCシリーズスイッチも40GbEに対応しています。それに加えて2010年4月に発表したマルチベンダー環境でネットワーク管理を自動化できるオープンオートメションとフォーステンの仮想化フレームワークも活用できるため、フォーステンのソリューションは長期にわたりダイナミックデータセンタを支えていくことが可能です。

IEEE P802.3baタスクフォースの委員長を務めるフォーステン・ネットワークス規格担当ディレクタであるジョン・ダンブロジアは次のように述べています。「過去4年にわたって業界が行ってきた40GbEと100GbEに対する投資が、IEEE P802.3ba規格の承認という形で実を結んだことは、とてもすばらしいことです。この規格の成立により、データセンタにおける帯域の増強と複雑さの低減に必要なツールが手に入ることになります。」

またフォーステン・ネットワークスのマーケティング担当バイスプレジデントであるステファン・ギャリソンは次のように述べています。「フォーステンは今後40GbE分野でリーダーシップを取っていくことになるでしょう。ネットワークのオートメーションおよび融合と40GbE規格の組み合わせが次世代データセンタの進む道だと考えています。今後はエコシステムパートナーと協力し、パートナー各社が提供するインフラストラクチャで
フォーステンの機器が効率的に動作できるようにするとともに、パフォーマンスの改善と複雑さの低減という形で高い価値を顧客に提供していきたいと考えています。」

フォーステン・ネットワークスについて
フォーステン・ネットワークス株式会社（日本法人：東京都中央区、代表執行役社長：権田裕一、以下フォーステン）は、フォーステン・ネットワークスインク（本社：米国カリフォルニア州サンノゼ、CEO 兼社長：ヘンリー・ワシック）の100％子会社です。フォーステンは、データセンタ、サービスプロバイダ、エンタープライズネットワーク向けにギガビット・イーサネットおよび10ギガビット・イーサネット製品を提供しています。同社の「ExaScale Eシリーズ」「TeraScale Eシリーズ」「Cシリーズ」「Sシリーズ」製品群は、これまで培われた高い信頼性、優れた拡張性により、ネットワークの可用性と運用コストの削減を可能にします。詳細は、http://www.force10networks.co.jp をご参照ください。

製品に関するお問合せ先
フォーステン・ネットワークス　株式会社　
Email: Force10-Sales-Japan@force10networks.com