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バラクーダ、Barracuda Backupアプライアンスに保存容量12TB/24TBの2モデルを追加

 バラクーダネットワークスジャパン株式会社(以下、バラクーダ)は21日、バックアップアプライアンス「Barracuda Backupシリーズ」に、主に中・大規模環境向けの2モデルを追加すると発表した。保存容量12TBの「モデル790」と、同24TBの「モデル895」を提供する。価格はオープン。

 Barracuda Backupシリーズは、ハードウェアとソフトウェアを一体化した、バックアップ専用のアプライアンス製品。箱から開けて、基本設定とバックアップジョブの設定を行うだけで利用できるため、導入までの時間を短縮できるという。また、バックアップ製品についてまわる複雑なオプションや追加ライセンスを一切なくし、ライセンスフリーを実現。管理についてもクラウドベースのWeb GUIにより、どこからでも状態確認・操作が可能なほか、機器を複数管理している場合も、単一のUIからすべてのアプライアンスの管理を行えるとした。

 今回提供される新モデルは中~大規模向けとなり、このラインアップ拡充によって、より幅広い企業規模のユーザーが、用途に合わせて柔軟に導入できるようになったという。

 なおバラクーダでは、国内にBarracuda Backupのクラウドストレージを開設し、クラウドバックアップを手軽に利用できるようにしている。「モデル390」以上の製品を購入したユーザーは、バラクーダクラウドストレージを1TB無料で利用可能。また複数年契約した場合は、保守契約の期間に応じて最長5年間、無料で利用できる。

石井 一志