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ネットワールド、カスペルスキーの法人向けセキュリティ製品を販売
セキュリティアプライアンスと組み合わせたソリューションを提供
(2016/3/29 06:00)
株式会社ネットワールドは28日、株式会社カスペルスキーとディストリビューター契約を締結し、法人向けエンドポイントセキュリティ製品「Kaspersky Endpoint Security for Business」シリーズをはじめとする法人向けセキュリティ製品を、4月1日から販売すると発表した。
ネットワールドでは、従来から提供しているセキュリティアプライアンス製品などに、カスペルスキーのエンドポイントセキュリティ製品を組み合わせ、さらに強力なセキュリティソリューションとして提供する。
カスペルスキーの「Kaspersky Endpoint Security for Business」シリーズは、未知の脅威・脆弱性攻撃、標的型攻撃など高度なサイバー攻撃に対しても有効な防御機能を実装。マルチOS環境を一元管理ができる管理ツールには、企業内の脆弱性が一目で把握できる「脆弱性スキャン」機能とIT資産管理機能が実装されている。さらに最上位モデルの「Kaspersky Endpoint Security for Business Advanced」には、脆弱性のあるアプリケーションへのパッチの自動更新機能やデータの暗号化機能も実装されており、これらの強みを活かして、セキュリティ強化や情報漏えい対策を提案していく。
また、VMware仮想化環境向けの「Kaspersky Security for Virtualization」についても、バーチャルアプライアンスなどの仮想化関連製品をウェブ上で購入できるポータルサイトとしてネットワールドが開設した「CLOUD MART」において、5月から販売を開始する予定。
ネットワールドでは、これまで出入口対策や内部対策として次世代アプライアンスや多層型サンドボックスなどの情報漏洩対策ソリューションを充実させてきたが、マルウェア攻撃はさらに巧妙化しており、最後の砦であるエンドポイントセキュリティソフトが検知しなければ、重大なセキュリティ事故につながると説明。企業・団体のセキュリティをさらに強化するためには、エンドポイントセキュリティが優先的に取り組むべき対策だとして、カスペルスキーのエンドポイントセキュリティ製品を取り扱いラインナップに加えたとしている。