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パナホーム、全部門のデータベース統合にインフォテリア「ASTERIA WARP」を採用
(2016/1/19 06:00)
インフォテリア株式会社は18日、パナホーム株式会社の全部門のデータを一元化する統合データベース環境のデータ連携基盤として、ミドルウェア「ASTERIA WARP」が採用されたと発表した。
パナホームでは、新たな分野への事業拡大の一環として、業務を支えるシステム環境の刷新にも注力し、複数のシステムに分散していた情報資産を一元管理する新たなソリューションの選定を進めていた。既存システムは、営業、設計、建設、アフターサービスなどの工程ごとに構築され、それぞれが独立したデータベースを持っているために顧客の建物情報などが分散して管理されているため、部門を横断した情報連携がうまく行えず、顧客の要望をシステム上でタイムリーに共有できなかったという。
パナホームでは、パナソニック インフォメーションシステムズに改善を依頼し、1つのデータベースに全工程のデータを集約し、インフォテリアのASTERIA WARPで各工程向けの情報を加工・抽出する、統合データベース環境を構築する提案を受けシステム移行に着手。新たに導入したデータベースへの移行作業においても、ASTERIA WARPを用いて新旧システムを同時に立ち上げながらデータを同期させることで、業務を止めることなく統合データベースを構築できたとしている。
統合データベースの構築により、全部門が同じデータベースを参照するため、部門を横断する情報連携を実現。社内情報の一元管理により、設計部門の図面を営業担当のタブレットで外出先でも確認可能になり、全部門で共有された顧客の建物情報や要望等により、タイムリーなリフォーム提案を実現できたという。