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バッファロー、教室での同時接続など文教用途に適した無線LANアクセスポイント

2016年春発売予定

 株式会社バッファローは24日、文教向け用途に適した11ac対応無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」を2016年春に発売すると発表した。

 WAPM-1750Dは、生徒40名が同時に動画を見たり、教材をダウンロードするなど、一般の企業などに比べてより安定した無線LAN環境が求められる教育現場でのニーズに対応する無線LANアクセスポイント。1台のアクセスポイントに100台のタブレットが同時接続可能で、40台のタブレットが同時に教材動画閲覧する際も、コマ落ちやバラつきを抑制して安定した動画再生を可能にする「公平通信制御機能」を搭載する。

 電波干渉のある環境でも安定した通信を実現する電波干渉対策の機能や、導入前の電波状態の確認や、導入後にトラブルが派生した場合の原因解析に役立つ「電波環境見える化機能」を搭載。被災時には被災者への無線LAN解放を容易に行える緊急時モードにも対応する。

 WAPM-1750Dの予定価格は7万9800円(税別)。また、ネットワーク経由で電子黒板などのディスプレイに、先生や生徒のタブレット画面の投影を可能にするネットワーク対応HDMI変換ディスプレイアダプター「LDV-HDA」も同時に発売する。LDV-HDAの予定価格は2万9800円(税別)。

三柳 英樹