ニュース

大成建設、建設現場の入退場管理を顔認証で行えるNECの「建設現場顔認証 for グリーンサイト」を導入

 日本電気株式会社(NEC)は23日、大成建設株式会社が、建設業界向けのクラウド型労務管理サービス「グリーンサイト」と連携して、建設現場の入退場管理をスマートフォンアプリによる顔認証で行えるサービス「建設現場顔認証 for グリーンサイト」を導入したと発表した。

 大成建設は、現在、中長期事業戦略「TAISEI VISION 2030」の達成に向けてDX施策に注力している。その中で、建設現場作業員の入退場管理については、紙の就労管理表に手書きで記録していたため、リアルタイムな状況把握が困難であり、報告作業にも工数がかかっていたという。

 また、建設現場によっては専用機器を設置するスペースの確保が困難なケースがあったほか、建設キャリアアップシステム(以下、CCUS)で利用するCCUSカードを携帯しない作業員が多く、就業履歴の登録が進まない点も課題だったとのこと。

 そこで大成建設では、「建設現場顔認証 for グリーンサイト」を導入。作業員が現場入退場時にスマートフォンアプリで顔認証を行うことにより、本社や支店は「いつ」「誰が」「どこの現場にいるのか」をリアルタイムに把握できるようになったため、集計・報告作業の工数が削減された。

 また、専用機器の設置スペースが不要となり、これまでは入退場管理システムの導入が難しかったリニューアル工事や新築工事の現場でも利用可能になったほか、導入コストの削減効果も確認された。

 さらに、建設技能者がスマートフォンで顔認証を行うだけで、CCUSデータも自動的に登録されるため、登録が促進されたとのこと。加えて、登録済みの作業員データをそのまま活用できることから、新規登録の手間を最小限に抑え、導入時の負担が軽減されたとしている。