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バッファロー、教室での多人数同時接続など文教用途に適した11ac対応無線アクセスポイント
（2016/3/10 06:00）
株式会社バッファローは9日、小中学校などのICTを活用した授業で欠かせない「安定した無線環境」を1台で構築できる、文教向けに適したIEEE 802.11ac対応無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」を発表した。価格は7万9800円（税別）。出荷予定は5月中旬。
生徒が同時に動画を見たり、教材をダウンロードするなど、一般の企業などに比べてより安定した無線LAN環境が求められる文教環境での利用に適した無線LANアクセスポイント。
多台数接続時も安定した無線LAN通信を実現する「公平通信制御機能」を搭載。タブレット40台の動画再生準備を30秒以内に完了でき、40台のタブレットが同時に教材動画閲覧する際も、コマ落ちやバラつきを抑制して安定した動画再生を可能にする。
さらに、周りの電波や干渉波を感知して自動で最適なチャネルを選択する「干渉波自動回避機能」を搭載。電波干渉のある環境でも安定した通信を実現する。加えて、「電波環境見える化機能」を搭載し、導入前の電波状態の確認や、導入後にトラブルが派生した場合の原因解析に役立つ。
別売の無線LANシステム集中管理ソフトウェア「WLS-ADT」の使用により、WAPM-1750Dを含む複数のネットワーク機器を一元的かつ一括で設定・監視が可能。過酷な環境にも導入できる動作環境温度-10～50度対応で、災害発生時に無線LAN通信環境を提供できる「緊急時モード」を備える。
PoE受電（IEEE 802.3at）に対応し、壁掛けや天井などの高所に設置ができる取付金具が標準添付される。PoE給電機器からLANケーブルによる給電での動作のほか、別売のACアダプター（税別4800円）による動作にも対応する。また、機器の盗難や各種ポートへのアクセスを防ぎ、無用なネットワークトラブルを防止する別売のセキュリティーケースも近日発売予定。保証期間については、通常3年、購入後の登録で2年延長の最長5年保証が提供される。
また、オプション製品として、ネットワーク対応HDMI変換ディスプレイアダプター「LDV-HDA」を2016年3月下旬に発売する。電子黒板などのディスプレイに、ネットワーク経由で先生や生徒のタブレット画面の投影を可能にするアダプターで、VESA規格の取り付け金具が標準添付。同じく標準添付の文教向け専用アプリ「画面共有ツール」をタブレットにインストールすることで、すぐに使い始められる。
