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NTTデータイントラマート、システム共通基盤「intra-mart」にOffice 365との連携機能を追加

 株式会社NTTデータ イントラマートは15日、自社のシステム共通基盤「intra-mart Accel Platform(iAP)」に、Microsoft Office 365連携機能を追加すると発表した。これにより、業務フロー情報と添付ファイルのSharePointOnlineへの格納や表示を実現したという。また同時に、Microsoft Azureを動作環境に追加した。

 今回の連携機能を利用すると、iAPで業務フローの処理を行い、最終処理(承認)画面の内容を自動的にPDF化して、添付ファイルとセットでSharePointOnlineの指定フォルダに自動で格納する、といったことが可能になる。これによって、手作業での転記やファイリング作業がなくなるため、業務フロー開始からエビデンスの最終格納までが一気通貫で処理され、業務のスピードアップと効率化が期待できるとのこと。

 また、電子化されたことにより、エビデンスや処理の確認などへの検索性が向上するほか、誰が、いつ、どのように処理したかなどの統制上のチェックも可能となり、統制強化にも役立つとした。

 すでにそれぞれの製品・サービスを利用しているユーザーにとっても、これまでは個別のプロジェクトとしてインテグレートする必要があり、開発工数やコストが余分にかかっていたが、今回の機能追加により、連携のためのベストプラクティスが提供されるので、開発時の作業負荷軽減が期待できるとした。

石井 一志