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NTTデータビジネスシステムズ、「intra-mart」専門開発センターを中国で正式運用開始

 株式会社NTTデータビジネスシステムズは17日、ビジネスの課題を解決する同社のソリューション「imforce」の専門開発センター「imforce center」を、中国・無錫のNTT DATA(中国)信息技術有限公司(以下:NCIT)内に立ち上げ、正式に運用を開始すると発表した。

 imforceは、株式会社NTTデータイントラマートのシステム共通基盤「intra-mart」を活用して、企業のビジネス課題を解決するソリューションブランド。NTTデータビジネスシステムズでは、顧客の基幹業務の集約化や標準化による業務改善で培ってきた「ICTの徹底活用による生産性の向上」に焦点をあて、アジャイルやクラウドなどの技術を活用した付加価値の高いサービス提供、提案を行う仕組みとして、imforceソリューションを提供してきた。

 一方、昨今のimforceソリューションの引き合いの中で、顧客からは先進技術の活用、収益向上への貢献、さらなるコスト削減、工期短縮、品質向上を求められていると説明。こうしたことから、imforceソリューションを通じて顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、さらなるビジネス拡大に寄与するため、imforceソリューションおよびシステムインテグレーション専用の専門開発センターとなるimforce centerを2017年12月に新設。運用整備が完了したことに伴い、2018年1月から正式に運用を開始する。

 imforce centerでは、IT基盤をintra-martで統一し、業務プロセスの自動化、業務品質の向上を実現する。また、NCITの培ったAIやビッグデータ解析、顔認証技術などの新技術やアジャイル開発・テスト自動化などの開発技術を取り込み、imforceとしてシステム化することで、顧客企業が求める新しいサービスや販売チャネルの創出など、攻めのIT経営を支援するとしている。

 今後、NTTデータビジネスシステムズでは、NCITとのさらなる連携を進めて、DXに向けたサービスの強化やintra-martを活用できる人材の育成を行い、2020年度末までにimforce開発要員を約400人の体制まで拡大し、imforceの売上100億円を目指す。