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位置情報ソリューション「KDDI Location Analyzer」、観光動態・店舗間回遊を可視化する機能を提供

分析業務を自動化する「AI分析アシスタントオプション」も

 KDDI株式会社は21日、位置情報ソリューション「KDDI Location Analyzer」において、来訪者の観光動態や店舗間の回遊行動を多角的に可視化する機能と、分析業務を自動化する「AI分析アシスタントオプション」を順次追加すると発表した。

 KDDI Location Analyzerは、KDDIスマートフォンユーザーの位置情報データを活用した定額制の人流分析ツール。許諾を得て取得した、個人が特定されないよう秘匿加工した人流データを地図やグラフで可視化でき、過去データとの比較や時系列での推移も確認できる。また、契約者のGPSデータを基にしているため、性別・年代などの属性情報の精度が高く、人の移動をきめ細かくとらえられる点が特徴とした。

 今回は新たに、「前後立ち寄り分析」「宿泊地分析」「発地分析」によって観光動態・店舗間回遊を可視化する機能を追加した。

 このうち「前後立ち寄り分析」では、指定した都道府県・市区町村あるいは施設に対し、「どこから来訪し、次にどこへ向かったのか」を可視化可能。ヒートマップやスパイダーマップにより、主要な動線を直感的に把握でき、性別・年代や居住者区分などの属性別分析にも対応する。なお、前後の時間帯は最大180分まで調整可能で、時間帯ごとの滞在傾向の変化を即時に確認できるとのこと。同分析は、1月21日より利用可能になっている。

前後立ち寄り分析の画面イメージ

 「宿泊地分析」では、指定した市区町村に来訪した旅行者の宿泊エリアを可視化し、曜日区分(全日/日~木/金・土・祝前日)ごとの傾向差を把握可能。「発地分析」では、特定期間に指定した目的地(都道府県・市区町村)へ来訪した人の出発地を可視化できる。なお、両分析とも、3月下旬の提供開始を予定する。

 また、AIが人流データを自動で比較・分析・要約する「AI分析アシスタントオプション」も1月21日より提供を開始した。期間・エリア・施設別の比較分析や周遊傾向の可視化が可能で、分析結果は自然言語で自動的にレポート化されるため、専門知識がなくても短時間で示唆に富んだ分析結果を得られ、観光施策や商圏戦略の検討をよりスピーディに進められるとしている。