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cloudpack、クラウドリソースのリアルタイム監視オプション「Datadog ダッシュボード」

 アイレット株式会社は8日、Amazon Web Services(AWS)を中心としたフルマネージドサービス「cloudpack」の契約ユーザーを対象に、システムの稼働状況をモニタリングできる「Datadog ダッシュボード」オプションを提供すると発表した。価格は月額1万円(税別)から。

 「Datadog ダッシュボード」は、サーバー監視サービス「Datadog」を利用したモニタリングサービス。統合されたグラフィカルな画面で、リアルタイムにリソースの状態をモニタリングできるほか、最長で過去1年分をさかのぼって稼働状況を可視化することができる。

 これを利用すると、例えばサーバー負荷が上昇し続け、サーバーリソースの追加対応などが必要な場合に、cloudpackの運用チームが監視しているのと同じ状況を、ユーザー側で確認できるようになるという。

 また、Webを使って新たなキャンペーンを行う際に、過去に実施された同様のキャンペーンと比較し、必要なリソースボリュームを予測しながら準備をする、といったことも可能になる。

 ユーザーには、個別のダッシュボードURLが発行され、Webブラウザでアクセスして利用する仕組み。なお、cloudpackが提供する標準ダッシュボードでは、現在利用しているAmazon EC2やAmazon Relational Database Service(RDS)などの稼働状況をモニタリングできるほか、要望に応じて各種ミドルウェアなどを追加できるとした。

石井 一志