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大塚商会、SaaS型エンドポイント向けセキュリティ「マカフィーウイルスプロテクションサービス」

 インテル セキュリティ(日本での事業会社:マカフィー株式会社)は13日、株式会社大塚商会が、企業向けサービス「たよれーるブランド」の1メニューとして、エンドポイント向けのSaaS型統合セキュリティサービス「マカフィーウイルスプロテクションサービス」を提供すると発表した。同サービスは、インテル セキュリティの「McAfee SaaS Endpoint Protection」をベースとしており、月額課金形式で提供される。

 「マカフィーウイルスプロテクションサービス」は、インテル セキュリティのSaaSをベースにしたエンドポイント向けセキュリティサービスで、ウイルス、スパイウェア、フィッシング詐欺などからエンドポイントを保護可能。SaaS型のため、セキュリティ管理用に専用のソフトウェアやハードウェアを購入する必要がなく、またユーザーが利用しやすい月額課金形式を採用していることから、費用を抑えてセキュリティサービスを導入できるという。

 Webベースの管理コンソールにより、規模を問わずセキュリティ管理を簡素化できる点もメリットで、各端末のセキュリティポリシーやウイルススキャンなどの管理を一括して実施可能。最新版へのアップデートやライセンス更新も自動化されるので、担当者の負担を軽減するとした。

 導入時のインストール方法も3種類用意され、自社のインフラにあわせ、柔軟に選択できる。さらに、定義ファイルなどをアップデートする場合に、当該ファイルを端末同士で共有できるルーモア(Rumor)機能を搭載。インターネットへの接続を最小限にできるため、ネットワークの負荷が軽減されるとした。

ルーモア機能による定義ファイルアップデートのイメージ

 なお、操作方法やトラブル時の問い合わせを受け付ける「たよれーるブランド」のサービスとして提供されることから、購入時だけでなく導入後の運用も、大塚商会がワンストップでサポートする。

 価格は、1ライセンスあたり250円(税別)からで、300ライセンス以上での購入となる。

石井 一志