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ECサイト「プレミアムバンダイ」のIT基盤をOracle Exadataで構築、増大する負荷への対応を図る

 日本オラクル株式会社は2日、株式会社バンダイのECサイト「プレミアムバンダイ」が稼働するIT基盤として、データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」(以下、Oracle Exadata)が採用されたと発表した。

 プレミアムバンダイは、人気キャラクター商品やアパレル商品などを販売するバンダイの公式ショッピングサイト。2009年の開設以来、順調に成長を続けている同サイトでは、増大を続けるオンライントランザクションを処理する上で、従来のシステム構成を上回る、より高い処理能力が必要となりつつあったという。

 そこで、さらなるトランザクション増大にも対応できるIT基盤を構築するため、データベース処理の高速化と運用の簡素化を実現できるOracle Exadataと、そのバックアップ基盤として統合ストレージ製品「Oracle ZFS Storage ZS3」を採用した。

 あわせてバンダイでは、バンダイは、個人情報漏えいを含む、データベースに対するさまざまな脅威からの保護を目的に、日本オラクルのデータベースセキュリティ製品群を採用している。具体的には、個人情報保護法のガイドラインに求められる暗号化や、データベース管理者のアクセス制御、ログの取得・監視を実現したとのこと。

 なお、このプロジェクトでは、プレミアムバンダイの立ち上げ初期より構築と運用を担当してきたテニック株式会社と、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社がシステム構築を担当。日本オラクルとのパートナーシップのもとで、事前検証から基盤構築、運用にいたるプロジェクト全体を支援したとしている。

石井 一志