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Juniper、コンパクト型コアルータ「PTX1000」を発表
(2015/6/29 13:31)
米Juniper Networks(以下、Juniper)は25日(米国時間)、3Tbpsのシステム容量を備えた、コンパクトな固定構成型のコアルータ「PTX1000」を発表した。2015年第3四半期より販売開始となる予定。
PTX1000は、「コンバージド・スーパーコア」アーキテクチャに基づくサービスプロバイダ向けコアルータの新製品。2Uラック型のコンパクトな筐体ながら、Juniperが3月に発表したカスタムシリコン「ExpressPlus」チップセットを、IPおよびMPLSパフォーマンス・アプリケーションに活用している
さらに、柔軟性に優れたポートインターフェイス・オプションを備えているので、投資保護を最大化し、スムーズなアップグレードサイクルを実現するとのこと。
一部のプロバイダは限られたネットワークロケーションにピアリングポイントを集約しているが、PTX1000を利用すると、分散型ピアリング・アーキテクチャを実現可能。クラウドサービスにアクセスするため、ネットワーク全体にピアリングサイトを分散させることにより、固定およびモバイルアクセス経由のアプリケーションの応答時間を短縮し、信頼性を高め、ユーザー体験を改善するとしている。