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NSSOLの仮想デスクトップサービス、Chromebooks for Workに対応

運用負荷の軽減とセキュリティ向上を実現

 新日鉄住金ソリューションズ株式会社(NSSOL)は26日、仮想デスクトップサービス「M3DaaS@absonne(エムキューブダース・アット・アブソンヌ)」において、「Chromebooks for Work」を利用可能にしたと発表した。

 「M3DaaS@absonne」は、NSSOLのIaaS基盤「absonne」上にシトリックスのデスクトップ仮想化ソフト「Citrix XenDesktop」を展開することで、「オフィスと同等の業務環境を実現する」仮想デスクトップサービス。クラウドサービス(DaaS)としてもオンプレミス(VDI)としても利用でき、クライアント運用までを含めたアウトソーシングにより、運用負荷を軽減可能な点が特徴という。

 同社では、自社利用からのフィードバックによるユーザー目線でサービスを拡充しているとのことで、2011年の提供開始以降、資生堂(DaaS:3600ユーザー)、ANA(DaaS:1万1000ユーザー)など、大企業を中心に多くの企業に採用されているとした。

 一方、Chromebooks for Workは、Chrome OSを搭載したChromebook端末とWebベースの集中管理ツール「Chrome 管理コンソール」で構成されるソリューション。Chrome 管理コンソールを利用すると、ユーザー、デバイス、アプリケーションを統合管理し、企業のセキュリティポリシーを適用することができる。

 今回、M3DaaS@absonneで利用する端末としてChromebooks for Workをサポートすることにより、クライアント端末の運用負荷削減と、セキュリティ強化を実現したとのこと。NSSOLでは、両者を組み合わせたサービスの検証を始めており、Chromebooks for Workの採用によって、M3DaaS@absonneで提供するオフィスと同等の業務環境は、より安価かつ高いセキュリティで利用可能になるとしている。

石井 一志