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NSSOL、クライアント仮想化メニューを拡充 VMware Horizonを利用したサービスを提供

 新日鉄住金ソリューションズ株式会社(NSSOL)は3日、クライアント仮想化ソリューション「M3DaaS(エムキューブダース)@absonne」において、VMware Horizonなどの製品群を全面採用した新サービスを提供開始したと発表した。

 M3DaaS@absonneは、さまざまな環境やデバイスにおいても、オフィスと同様の業務環境を提供できるクライアント仮想化ソリューション。クライアント運用までを含めたアウトソーシングサービスも提供され、情報システム部門などの運用負荷を軽減できる点も特徴という。また、大規模環境を中心とした導入実績をもとに、実際の導入時に想定される課題を事前に抽出・解決することで、スムーズな導入を実現するとのこと。

 従来はCitrix XenDesktopなどを利用していたが、今回、ヴイエムウェアの製品群を採用したサービスを提供開始する。標準化されたサービスとして提供されているHorizon Airと、企業ニーズに合わせて構築可能なVMware Horizonの双方をラインアップに用意しており、例えば、事業部単位での利用などスモールスタートで始める場合にはHorizon Airを、可用性やカスタマイズ性を重視する大規模環境ではVMware Horizonを利用する、といった柔軟な構成に対応するとした。

 加えて、ネットワーク仮想化製品「VMware NSX」によるマイクロセグメンテーションを活用した高セキュリティ環境や、認証の一元化によるユーザー利便性の高い環境など、システムインテグレータの知見を生かした付加価値サービスも提供できる。

石井 一志