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外部公開メアドを標的型攻撃から守れ! SBTが新クラウドサービス

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は11日、外部へ公開しているメールアドレスへの標的型メール攻撃を検知・隔離するクラウドサービス「Public opened Email Protection(PEP)」を提供開始すると発表した。

 「PEP」は、広報や人事の問い合わせ窓口、お客さま窓口など、外部へ公開しているメールアドレスを標的型サイバー攻撃から保護するセキュリティサービス。対象となる任意のメールアドレスに対し、サンドボックスを利用した標的型メール攻撃の検知機能を提供する。

 また、発見された標的型メールを安全に隔離する仕組みを提供。隔離したメールの詳細は管理者へ定期的に送信されるので、管理者は詳細を見て、隔離されたメールを「リリースするか/ブロックしたままか」の判断を行えるとのこと。

 さらに、サービスにはSBTのセキュリティ専門エンジニアによる運用サービスが含まれるため、ユーザー企業は手間や負担なく、公開メールアドレスのセキュリティを強化できるという。

 価格は、初期設定費用が9万円、基本料金が年間6万円(1アドレス)。保護するアドレスを追加する場合は、1アドレスあたり年間3万6000円となる。なお、公開メールアドレス(メーリングリスト)に登録されている担当者個人のメールアドレスを、1アドレス単位で追加できるオプションも提供され、こちらは1アドレスあたり年間1万8000円。このほか、月次レポート(年間30万円・12回)、アラート解析(1インシデントあたり年間10万円)といったオプションも用意された。

 またサービス提供開始を記念して、6月末までに申し込んだ場合は初期設定費用が無料となる「PEPリリースキャンペーン」も実施する。

石井 一志