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Dynamics CRM Onlineを利用した営業・マーケティング支援パッケージ「SalesBoost」

 シンフォニーマーケティング株式会社は6日、日本マイクロソフト株式会社と協業し、同社のクラウド型CRMサービス「Microsoft Dynamics CRM Online」を基盤とした製造業向け営業・マーケティング支援パッケージ「SalesBoost」を、同日より販売開始すると発表した。

 「SalesBoost」は、営業案件創出、進ちょく管理、費用対効果の分析など、営業・マーケティングの仕組みをクラウド上から提供するパッケージサービス。大手製造業を中心に300社のマーケティング支援実績のあるシンフォニーマーケティングが、コンサルティングから運用サポートまでを支援するので、自社にノウハウがなくともこうした仕組みを構築できるという。

 また、単純なSFAやマーケティングシステムの導入と比較し、1年間で効果をあげられるのも特徴とのこと。さらに、一般的なコンサルティングサービスと異なり、自社の組織の大きな変革は必要なく、マーケティング活動から得られる効果を試せるほか、純粋なアウトソーシングサービスと比べた場合、商談リストを渡すだけではなく成約までをトラックするため、投資対効果が明確化されるとした。

 基本プランは、1年間で5回のメールコミュニケーションを実施し、そこから創出される訪問先をSFAで管理するもので、その企業にとって最適な仕組みを1年間で作り、次年度へつなげていく。価格は、基本設計、データベース構築、データ登録・名寄せ・競合排除、Webサイト制作、メール制作・配信、テレマーケティング、Dynamics CRM Onlineインプリ、Dynamics CRM Onlineライセンス(20ID~)、各種運用サポートなどを含み、988万円(税別)から。

 なお、各企業や事業部のビジネス展開にあわせて柔軟に導入・拡張することも可能なため、部署単位、支社単位などでサービスを導入した企業が、後に全社展開するケースや、海外支社に展開するケースも視野に入れ、両社では技術的、人的なサポートも強化する意向だ。販売目標としては、今後1年間で10社、3年後には50社の導入を目指している。

石井 一志