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Windowsフォームアプリを1操作でタッチ対応に、グレープシティ
(2014/9/16 13:51)
グレープシティ株式会社は16日、アプリケーション開発に便利なコンポーネントを多数収録したスイート製品「ComponentOne Studio」の新版「2004J v2」を発売した。新たにWindowsフォームアプリを1操作でタッチ対応にするコンポーネントが追加された。
ComponentOne Studioは、業務アプリケーションに必要な機能を満たすコンポーネントを多数収録した製品。たとえば、基幹データの表示や編集には対話性の高いUIを備えたグリッドコンポーネント、帳票システムにはグラフィカルなテンプレート設計の帳票コンポーネント、販売傾向などの分析にはデータを視覚化するチャートコンポーネントなどが提供される。
新版では、Windowsフォームアプリケーション開発用スイート「ComponentOne Studio for WinForms」に、タッチ操作対応ズーム機能コンポーネント「TouchToolkit」が追加される。Visual StudioのツールボックスからTouchToolkitの収録機能(コントロール)をドラッグ&ドロップするだけで、タッチ対応OSとタッチ非対応OSの両方で快適に操作可能なズーム機能などをアプリケーションに実装できるという。
利用できるコントロールは、「C1Magnify」「C1ApplicationZoom」「C1Zoom」「C1ZoomPanel」「C1ZoomCommandsProvider」「C1MultiScaleImage」「C1TouchEventProvider」の7種。ピンチズーム、スワイプ、パンウィンドウ、拡大鏡といったタッチデバイス特有の操作をサポートする。
なお、TouchToolkitはサブスクリプション形式で販売しているComponentOne Studio for WinFormsに新たに追加するコンポーネント。サブスクリプションサービスの契約期間内であれば、最新のリソースを自由にダウンロードして利用できる。