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パナソニックのクラウド型監視カメラ、映像の探しやすさを向上

4倍速や映像のブックマークに対応

 パナソニック株式会社は20日、監視カメラの映像をクラウドに記録する「クラウドレコーダー」の新版(Version2)を発売した。価格は月額6500円(税別)から。

 監視カメラで撮影した映像をクラウド上に記録するサービス。屋内・屋外にかかわらず、レコーダー設置に手を煩わせることなく導入できる。

防犯カメラの映像をインターネットを介して録画

 新版では、映像の探しやすさを向上。4倍速~逆転4倍速までスピードコントロールが可能となり、コマ送りと組み合わせることで、重要な瞬間の表示が容易に。任意の映像にブックマークを付けることが可能で、ブックマークは入力した説明文と静止画像の吹き出し表示により、あとからでもすぐに探し出せる。同機能は、カメラ内蔵の動体検知機能や震度計などの外部センサーからの信号を受けて、自動的にタグ付けすることも可能という。

任意の瞬間の映像へ、名前付のブックマークを付与できる
画像認識や外部センサーとの連動通知機能

 また、部署別・役職階層別などによりアクセスできるカメラを限定できるようになった。例えば、総務部門以外は閲覧不可であった「防犯用途」から、映像資産を複数部門でも活用できるようになり、「マーケティング用途」などにも利用シーンを広げられるとしている。

閲覧できるカメラごとに制限をかけることが可能

 解像度は640×480。録画レートは1枚/秒。画像ファイル形式はJPEG。保存期間は2日/7日/31日。価格は、保存期間2日の「Aプラン」が月額6500円(税別)/月、7日の「Bプラン」が月額9000円(同)/月、31日の「Cプラン」が月額1万8000円(同)/月。カメラはパナソニック製のみ対応する。

川島 弘之