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「イオンモール幕張新都心」にEV・PHV充電設備、クラウド経由でWAON連携も

 NECは17日、12月20日(金)にオープンするイオンモール旗艦店「イオンモール幕張新都心」において、「EV・PHV充電クラウドサービス」を提供すると発表した。

「イオンモール幕張新都心」のEV・PHV急速/普通充電器、充電コントローラ

 EVは電気自動車、PHVはプラグインハイブリッド自動車の略で、NECはイオンモール幕張新都心にEV・PHV用の急速充電器、普通充電器、および充電コントローラを設置する。また、充電器をNECクラウドにネットワーク接続することで、電子マネー「WAON」による充電器の利用者認証や監視制御(運用・障害情報)、Webやカーナビへの充電器の利用状況(満空情報)通知といった仕組みを提供し、快適・便利に充電器を利用するサービスを実現する。

 イオンモール幕張新都心では、12月20日より来場者向け充電サービスを開始し、2014年春からはWAONによる会員認証サービスを始める予定。なお、イオンは2012年8月に発表した「イオンのecoプロジェクト」の一環として、EVなど低炭素型モビリティの導入・普及を推進。現在、イオンモール幕張新都心をはじめ、すでに全国50カ所にEVの充電ステーションが設置されている。これらもNECと、イオングループのイオンディライトによって構築されたもの。

 NECは今後、イオングループとともに、WAONカードを活用した認証・課金など、さまざまなEV充電サービスの検討を進めている。さらにスーパーやコンビニなどの商業施設、サービスステーション、駅・空港などの公共施設などさまざまな利用シーンにおいて、EV・PHV充電クラウドサービスを展開していく考え。

川島 弘之