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札幌大、約400台のVDI環境を「Trend Micro Deep Security」で保護

 トレンドマイクロ株式会社は17日、学校法人札幌大学が学生の情報教育用に構築した仮想デスクトップ(VDI)約400台のセキュリティ対策に、総合サーバーセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security(以下、Deep Security)」を採用したと発表した。

 札幌大学では、VMware Horizon Viewを導入し約400台のVDIを構築。学生向けの講義用学習ツールとして活用している。導入にあたって、講義のたびに学生がログインすることによるサーバーへの一時的なアクセス集中が見込まれた。特に、各仮想デスクトップにインストールされた従来型ウイルス対策ソフトがログイン後に一斉に起動する負荷が課題となっていた。

 そこで、各仮想デスクトップにエージェントをインストールする必要のないエージェントレス型のセキュリティ製品を検討。豊富な実績を評価しDeep Securityを採用した。2013年10月の運用開始後、札幌大学ではサーバーへの過負荷を抑えたウイルス対策が可能となり、その後も安定稼働しているという。

 札幌大学では今後、学生がいつでも知りたい情報にアクセスできる環境をさらに強化するため、学内のWiFi環境やBYOD環境の整備を進めるとしている。

川島 弘之