MKI、AWSを利用したクラウドサービスでトレンドマイクロのセキュリティ機能を提供

　三井情報株式会社（以下、MKI）は8日、トレンドマイクロ株式会社と協業し、Amazon Web Services（AWS）のクラウドサービスを利用したサービス「Type CLOUD for AWS」において、トレンドマイクロのセキュリティ製品と組み合わせたサービスを提供すると発表した。これによって、ユーザーがType CLOUD for AWS上に保管するデータの重要度に応じて、セキュリティ対策を提供できるようになるという。

　Type CLOUD for AWSは、AWSが提供するクラウドサービスを活用し、MKIが付加価値を提供するサービス。1台のサーバーを稼働させておく「通常プラン」や複数のサーバーで効率よく処理する「Webオートスケールプラン」など、わかりやすいプランと料金を用意し、日本の商習慣に合わせた請求書と銀行振り込みによる取引を可能にしている。

　今回の協業により、MKIはトレンドマイクロの「Trend Micro SecureCloud」「Trend Micro Deep Security」を採用し、鍵管理によるアクセス制御や、サーバーに必要なセキュリティ機能を一括で提供するという。暗号化については、アプリケーション部分まで含めたパフォーマンス検証を事前にMKIが行うことで、パフォーマンス劣化を防ぎ、ユーザーに快適なクラウド環境を提供するとのこと。