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アイ・オー製NAS「HDL-XRWシリーズ」、文書共有クラウドと同期が可能に
富士ゼロックス「Working Folder」と連携
(2013/11/27 14:19)
株式会社アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー)の法人向けNAS「HDL-XRWシリーズ」と、富士ゼロックス株式会社の文書共有クラウド「Working Folder」の同期が実現した。27日よりNAS向けの機能追加パッケージが提供される。
両社は、SMB市場向けの情報共有で提携。両製品・サービス間でのファイル同期機能を実現した。
HDL-XRWシリーズは、オフィス内でファイル共有・データバックアップを実現するNAS製品。Western DigitalのHDD「WD Red」を搭載し、容量はモデルに応じて2~12TBまでラインアップ。トレンドマイクロのウイルス対策製品「Trend Micro NAS Security」搭載モデルも用意されている。
一方のWorking Folderは、インターネット環境さえあれば電子化された文書にどこからでも安全にアクセスできるクラウドサービス。英語をはじめとした5カ国語でのインターフェイス表示が可能で、グローバル化が進むビジネスシーンにも対応。複合機やDocuWorks、モバイル端末とも連携する。
今回の同期機能により、外出先からでもNASに保存された最新ファイルへ手軽にアクセス可能となる。具体的には、オフィス内のHDL-XRWシリーズにWorking Folderと同期用の共有フォルダを作成。この中に保存されたファイルが、自動的にWorking Folderと同期され、常に最新情報に更新される。
利用には、NAS費用とWorking Folder利用料が必要。機能追加パッケージ自体は無料。HDL-XRWシリーズの価格は、ウイルス機能なしが10万6800円(税別、2TB)から、ウイルス機能付きが13万7000円(税別、4TB)から。Working Folder利用料は、ユーザー数10人・キャビネット容量10GBで月額3500円(税別)から。