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日立Solのドキュメントレビュー製品が英語対応、海外拠点と校正可能に

 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は、ドキュメントレビュー支援ソフト「Review Coordinator」新版を13日より販売する。最新版では英語に対応し、海外拠点との文書の内容確認を効率化できる。

一般的なドキュメントレビューの手順
ドキュメントレビューの主な課題

 Review Coordinatorでは、文書の内容確認の際、複数の担当者が個々に記入した文書から指摘事項を収集し、一覧表で確認できる。修正内容も自動的に反映できるため、確認作業の効率化と人為的な修正漏れなどを防止することが可能。

全レビュアーの指摘を自動で抽出
指摘を探す手間を大幅に削減
ドキュメント自動修正機能
自動変更された個所が明示されるため修正後の確認が容易

 新版では英語に対応。日本と海外拠点間での内容確認の効率化を支援する。特に薬事法により非常に細かい業務手順書の作成が義務付けられている製薬・医薬業、設計書やマニュアルなどの細かい文書の内容確認が必要な情報サービス業などを対象とする。両方とも近年、グローバル化が進み、海外の事業所や調達先との確認作業が増加している業界でもある。

 内容確認対象ファイルはWord/Excel。ライセンス価格は買い取りモデルが19万8450円、月額使用モデルが3万1500円/月。通常1チーム1ライセンスで運用可能とのこと。日立Solでは、最新版の販売開始に伴い、11月12日から1カ月利用可能な評価版の提供も始める。

川島 弘之