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日本オラクル、Oracle Database 12cの技術者向け研修コースを9月末より開始

 日本オラクル株式会社は19日、最新データベース「Oracle Database 12c」の技術者向け研修コースを、9月30日より順次開始すると発表した。

 今回発表された研修コースは、Oracle Database 12cの特長であるマルチテナント・アーキテクチャや、新機能のHeat Map、Data Redaction、Adaptive Execution Planなどを理解、習得するためのもの。データベースシステムの開発や、インストール、アップグレード、バックアップなど、運用管理に必要なスキルを、実機演習を通して身につけられるという。

 具体的なコースとしては、新機能について体系的に学習する「Oracle Database 12c:新機能」を9月30日より開始。10月からは、基本的な管理作業について学習する「Oracle Database 12c:管理クイックスタート」を開始するほか、アーキテクチャを理解するとともに、データベースの構成方法と効率的な運用方法について学ぶ「Oracle Database 12c:管理ワークショップ」を11月より開始する。

 また、バックアップ、リカバリ手法を学ぶ「Oracle Database 12c:バックアップ・リカバリ」と、インストールおよびアップグレード方法を学習する「Oracle Database 12c:インストール&バックアップ」を12月から、マルチテナント・アーキテクチャの概念と実装方法を学習する「Oracle Database 12c:マルチテナント・アーキテクチャ」を2014年1月よりスタートするとのこと。

 加えて、SQLやPL/SQLの概念、基礎を学習するコースなども各種用意する。

 なお日本オラクルでは、データベース技術者認定資格制度「ORACLE MASTER」においても、Oracle Database 12cに対応した資格取得試験を年内より順次開始する。入門者向け「Oracle MASTER Bronze」、初級者向け「ORACLE MASTER Silver」、中級者向け「ORACLE MASTER Gold」を展開する予定で、ORACLE MATER Goldでは、Oracle Database 11g/10g/9iからの移行試験も提供するとしている。

石井 一志