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ヤマハ、Windows 8対応のVPNクライアントソフト「YMS-VPN8シリーズ」

自社ルータやファイアウォールへのリモートアクセスを実現

 ヤマハ株式会社は30日、Windows 8に対応したVPNクライアントソフト「YMS-VPN8シリーズ」を9月上旬より販売開始すると発表した。価格は1万290円から。なお、この発売に伴い、従来製品の「YMS-VPN7シリーズ」は2014年4月で販売を終了する予定。

 「YMS-VPN8シリーズ」は、ヤマハの提供するVPNルータやファイアウォールとWindows PCをL2TP/IPsecで通信できるようにする、VPNクライアントソフト。1つの画面から、設定、接続、切断の操作を行え、VPN設定も簡単な操作で完了するという。

 またラインアップには、利用するPC台数に応じて購入する「ソフトウェアライセンス版」に加え、ルータ1台に対して同時接続できるPC台数を制限する代わりに、インストールするPCの台数に制限がない「同時接続ライセンス版」を用意する。

ソフトウェアライセンス版の画面イメージ
同時接続ライセンス版の画面イメージ

 対応OSは、Windows 8(32ビット/64ビット)、Windows 7 SP1(同)、Windows Vista SP2(32ビット)、Windows XP SP3(32ビット)、Windows Server 2012/2008 R2。ただしWindows XP SP3については、日本マイクロソフトのサポート終了に伴い、2014年4月をもってヤマハのサポートも終了する。

 対応ルータ/ファイアウォールは、ソフトウェアライセンス版がRTX5000/RTX3500/RTX3000/RTX1200/RTX810/FWX120/SRT100/RT107e、同時接続ライセンス版がRTX5000/RTX3500/RTX3000/RTX1200。

 価格は、ソフトウェアライセンス版の1ライセンスが1万290円、10ライセンスが8万3790円。一方、同時接続ライセンス版は、10ライセンスが15万7500円、20ライセンスが21万円、50ライセンスが42万円、100ライセンスが63万円となっている。

石井 一志