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アクセンチュア、スマホのリモート検証サービスの対象端末を大幅拡充

主要3キャリアのAndroid端末とiOS端末の100機種以上に対応

 アクセンチュア株式会社は25日、スマートデバイス向けアプリを遠隔地から実機を用いて動作検証できるリモートテストサービスの対象端末を拡大すると発表した。従来ドコモのAndroid端末を中心にサービスを提供してきたが、今後、ドコモ、KDDI、ソフトバンクのAndroid端末、およびiOS端末の検証が可能になる。価格は月額20万円から(80時間以内、80時間を超えた分については2000円/時間)。

 同サービスでは、時間や場所の制約を受けずにリモートでスマートデバイスのコンテンツ動作検証が行える。テスト自動化も可能。テストの実施手順を定義してスクリプトを組むことで、複数機種の並列テストをすべて自動で行える。

 また、テストの過程で実際に起こったエラーの画面や動画をエビデンスとして残し、レポート報告することも可能。新規のモバイルアプリやモバイルサイトの導入前最終テスト、新規端末リリース時のアプリ動作確認や不具合発生時の再現確認などに活用されている。

 2012年11月より提供され、ドコモのAndroid端末を中心にサービス提供を行ってきたが、今回のサービス対象端末拡大によって主要3キャリアの新旧さまざまな機種・バージョンのAndroid端末、およびiOS端末(合計100機種以上)が検証可能となる。

川島 弘之