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沖縄日立NS、クラウドサービス「ちゅらうど」のバックアップメニューを拡充

 沖縄日立ネットワークシステムズ株式会社(以下、沖縄日立NS)は20日、クラウドサービス「ちゅらうど」においてバックアップソリューションのメニューを拡充し、8月1日より提供すると発表した。

 日立ソリューションズの協力の下、「FaloconStor CDP」を活用し、バックアップ環境やディザスタリカバリ環境を提供する。

 サービスメニューは「別置保管サービス」「バックアップ環境提供サービス」「システム復元サービス」「BCP対策向け仮想サーバ提供サービス」。

 「別置保管サービス」は、「ちゅらうど」上のディスクを貸し出すサービス。沖縄県外などにあるバックアップデータの遠隔地保管をオンラインで実現する。容量500GBからで価格は1万9950円/月から。

 「バックアップ環境提供サービス」では、ユーザーサイトでのバックアップ環境を提供する。定期的にディスクの復元ポイントを設定することで、短期間かつ確実に指定した単位でのバックアップデータを作成できるという。容量500GBからで価格は7万6000円/月から。

 「システム復元サービス」では、「別置保管サービス」「バックアップ環境提供サービス」で取得したバックアップデータを使用し、ユーザーの環境を復旧する。価格は個別見積もり。

 「BCP対策向け仮想サーバ提供サービス」では、「別置保管サービス」「バックアップ環境提供サービス」を利用する顧客を対象に「ちゅらうど」仮想サーバーを提供。「システム復元サービス」と組み合わせることで事業継続を支援する。バックアップに加え、システムの二重化も実現する。容量20GBからで通常利用時の価格が1万3400円/月から、休眠時が4050円/月から。

バックアップソリューションのイメージ

川島 弘之