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Google、IaaSの「Google Compute Engine」プレビュー版を一般公開

 米Googleは15日、サンフランシスコで開催した開発者イベント「Google I/O」で、IaaS「Google Compute Engine」のプレビュー版を一般公開したことを発表した。

 Google Compute Engineは、Googleのデータセンター内で仮想マシンを実行できるIaaS。2012年6月にサービスを開始し、これまで限定的なユーザーを対象としてプレビュー版を提供してきたが、今回、料金を改定するとともに、一般向けにプレビュー版を公開した。

 新たな料金は、最低利用時間が10分で1分単位の従量課金となった。多くのCPUパワーを必要としない用途向けには、新たな共有コアインスタンスを追加。パーシステントディスクは最大10TBまで拡張。ローカルネットワークとGoogleのクラウドをまたいだアプリケーションの構築を可能にする、新たなルーティング機能の提供も開始した。

 また、Compute Engine、App Engine、Cloud Storageの各サービスについては、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO 27001:2005を取得したという。

(三柳 英樹)