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コクヨS&T、手書きノートをデータ化するスマホアプリ「CamiApp」新版

ドコモのクラウド型グループウェアと「Evernote Business」と連携

 コクヨS&T株式会社は17日、スマートフォンの内蔵カメラで手書きノートなどの内容を撮影し、そのままデータ化できるスマートフォン専用アプリ「CamiApp」(Android版)をバージョンアップし、新たに連携機能を追加した「Ver.1.15.0」として近日中に無料配信すると発表した。

 CamiAppは、内蔵カメラで手書きノートページを撮影すると、きれいにデータ化できるスマートフォン専用アプリ。併せてクラウドサービスを活用することで、瞬時に社内のメンバーやパートナー企業との情報共有が可能となる。

 新版では、対応クラウドサービスとして、従来のEvernote、Dropbox、SmartBiz+、Googleドライブ、Googleカレンダー、SugarSync、SkyDriveに加えて、ドコモの法人向けクラウドサービス「モバイルグループウェア」、および「Evernote Business」に対応する。

 ドコモのモバイルグループウェアは、スマートフォンなどから、Webメール、スケジュール、ドキュメント管理、営業日報、住所録、ToDo・伝言メモが利用できるクラウド型グループウェア。CamiAppからのデータは、ドキュメント管理に登録されたフォルダにアップロードできる。またCamiAppノートにあるアクションマーカーを使用して撮影と同時にデータを自動的にアップロードすることも可能という。

 Evernote Businessは、2012年12月より提供されている中小企業向けクラウドサービス。今回の連携により、Evernoteの「ノートブック」だけでなく、「ノートブック」とは完全に区別された企業側が所有するEvernote Businessの「ビジネスノートブック」に、CamiAppのデータをアップロード可能。「ビジネスノートブック」は企業側の管理者が「ビジネスライブラリ」で公開・一元管理できる。

(川島 弘之)