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日本ノーベル、サーバーラック管理システム「UnitPORTER.Navi」のSaaS版

 日本ノーベル株式会社は8日、サーバラック管理システム「UnitPORTER.Navi」SaaS版のサービスを発表した。1月24日より提供する。

 ソフトウェアライセンス版を、ラック単位で月額課金による利用可能にしたサービス。数ラック~40ラック規模の企業内サーバー管理を対象とし、ソフトウェアライセンス版を導入するより初期費用を削減できると訴求する。

 企業内サーバーの管理は、Excelなどを用いた管理台帳で行っている場合が多く、煩雑な管理業務は属人的になりがちで、欲しい情報を瞬時に取り出すことが困難となっている。UnitPORTER.Naviならサーバーラックにひも付く情報をデータベースで一元管理し、業務に応じたビューや検索機能で、欲しい情報をすぐに取り出せる状態にする。

 主な機能としては、ラック内のレイアウト、空き状況、耐荷重、電源容量などを管理し、ドラッグ&ドロップで機器の配置も変更できる「ラック情報管理機能」、機器のスペックやインストールされたソフト情報などを登録できる「機器の詳細情報管理機能」、ネットワーク・電源ケーブルなどの配線を機器同士のポートをひも付けて管理する「配線管理機能」を搭載。

 また、機器にマニュアルPDFや製品サイトなどのURLをひも付ける「クイックランチャー」、ラック搭載率や電源余力、荷重の余地などを1画面にグラフ表示する「ダッシュボード」、いつ誰が何をしたかを自動記録する「操作ログ」といった機能も備える。

 価格は、初期費用が8万2000円(税別、10ユーザーまで)、月額費用が2600円(税別)/ラック。

【お詫びと訂正】
初出時、タイトルの社名を誤っておりました。お詫びして訂正いたします。また、文中の画像を差し替えました。