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ニチイ、医療機関向けグループウェア「メディクラウド」

Web会議機能

 株式会社ニチイ学館は、医療機関向けクラウド型グループウェア「メディクラウド」を関東圏内限定で25日より販売する。申し込み先着5医療機関に限り、2013年3月まで無料で利用できるキャンペーンも実施する。全国販売は2013年4月を予定。

 メディクラウドは、医療機関内の情報共有や施設巻連携強化を目的に開発した情報共有基盤サービス。日本マイクロソフトのOffice 365とWindows Azureを基盤としたクラウドを活用することで、初期投資の低コスト化を図ったという。

 クラウド型なのでインターネット環境があれば場所・時間・状況を問わずアクセス可能。通信はSSL暗号化される。また、全国98支店のネットワークにより、システムに関する問い合わせへの迅速な対応など医療機関が円滑にシステム運用できるサポートするという。

 標準搭載機能は、メール、スケジュール、お知らせ、文書管理、ディスカッション(掲示板)、電話メモ、アドレス帳、Web会議、在籍確認、Office文書活用。今後は医療機関のニーズに即した専門性の高いソリューションを開発し、新機能として順次搭載する予定。

(川島 弘之)