アシストとネットウェルが提携、QlikViewを用いたマーケティングソリューションを提供へ


 株式会社アシストと株式会社ネットウエルは19日、アシストが取り扱うクリックテックのインメモリBIツール「QlikView」について、販売代理店契約を締結したと発表した。ネットウェルでは、自社の統合ネットマーケティングソリューション「MarkONE」とQlikViewを組み合わせ、企業でのマーケティング情報の収集から、分析、ターゲット配信までをトータルに支援するという。

 QlikViewは、インメモリによる高速処理が可能なBIツール。ユーザー自身の自由な発想で画面の表、グラフなどをクリックすると、明細データから必要な情報を抽出して入手したい情報を簡単に得られるため、企業における意思決定を支援できる。アシストではこのQlikViewを2009年3月より取り扱っており、これまでも340社以上に導入してきたとのことで、米QlikTechからも「Elite Partner」として認定され、約70社のビジネスパートナーと協力した活動を展開しているという。

 今回はネットウエルがアシストのQlikView販売パートナーとして参画し、マーケティングソリューションのMarkONEとQlikViewを活用したビジネスを展開することになったもの。MarkONEで収集した会員サイトの情報、複数のアンケート結果、キャンペーン応募情報といった蓄積データをQlikViewに取り込み、さまざまな視点から分析することで、より角度の高いターゲットへ情報配信などを行えるようになるとしている。

 また、MarkONEで収集したマーケティング情報と、既存システムで保有されている購買履歴などの各種情報を連携させ、QlikView上で分析することにより、さらなるアクションプランへつなげられるようになるとのこと。

関連情報